先日マディソン・スクエア・ガーデンで行われたニューヨーク・ニックス対フィラデルフィア・セブンティシクサーズのNBAの試合で、コートサイドで観戦していた女優レジーナ・キングにヒヤリとする出来事があった。
試合の第3クォーターの途中のこと。シクサーズのジョエル・エンビード選手は、ボールを追いかけて、最前列で観戦していたレジーナの頭上をかすめて観客席に飛び込んだ。約2メートル13センチもある同選手は高くジャンプをしてレジーナとぶつかる事を回避したのだが、その後ろにいた試合の記録員へと突っ込んでしまった。
「ジョエル・エンピード選手が全速力で自分に向かって走ってくる所を想像してみてほしい」Imagine the last thing you ever see is Joel Embiid running full speed at you 😵 pic.twitter.com/Aqri0RvQ1A
- ESPN (@espn) 2019年2月14日
幸い、負傷者は出なかったようだが、同選手はESPNのインタビューでこのようにコメントしている。「レジーナの命を無駄にする事がなかったのは良いけど、他の人が犠牲にならなきゃいけなかった。(記録員に対し)申し訳ない」。一方のレジーナは、以下のようにツイートした。
「いやあ、神とジョエル・エンビード選手の運動能力に感謝。危機を回避」Yoooo. Thank you God and @JoelEmbiid for your athletic abilities. Crisis averted 🙏🏾 https://t.co/LLTtzECuV4
- Regina King (@ReginaKing) 2019年2月14日
レジーナは、今月24日(現地時間)に行われる第91回アカデミー賞授賞式において、バリー・ジェンキンス監督作『ビール・ストリートの恋人たち』でアカデミー助演女優賞にノミネートされている。大事なイベントを控えた彼女に怪我がなかったのは何よりだ。
ちなみにこの日、エンビード選手とシクサーズは、126対111でニックスに勝利した。
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